manifest属性

このエントリーをはてなブックマークに追加

manifest属性はアプリケーション・キャッシュの情報を示したマニュフェストファイルの場所を指定できる属性です。

manifest属性をhtml要素に記述することでブラウザはHTMLをキャッシュしオフラインでもページの閲覧が可能になります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="en" manifest="list.appcache">
	(HTMLの内容)
</html>

マニュフェストファイルは以前は.manifestという拡張子として定義されていましたが、他の拡張子と重複した為.appcacheに変更されました。この拡張子は.htaccessやhttpd.confなどでMIMEタイプを設定しておく必要があります。

AddType text/cache-manifest .appcache

マニュフェストファイルでは冒頭にCACHE MANIFESTと記述し、CACHE:の後にキャッシュするファイルの一覧を、FALLBACK:の後にキャッシュファイルがない場合に表示するファイルの一覧を、NETWORK:の後にネットワークから参照するファイルの一覧を記述します。コメントの冒頭には#を記述します。

CACHE MANIFEST
#2013-07-11-1
 
#キャッシュするファイル
CACHE:
sample.jpg
 
#キャッシュファイルがない場合に表示するファイル
FALLBACK:
no-imagge.jpg
 
#ネットワークから参照するファイル
NETWORK:
data.json

ブラウザはマニュフェストファイルが更新されたタイミングでキャッシュをクリアする為、マニュフェストファイルの冒頭に#2013-07-11-1などの通し番号を振っておき、リソースの更新のタイミングで日付を更新しマニュフェストファイルを更新するなどの手法がよく取られます。

登録日 : 2013年07月11日 最終更新日 : 2013年7月11日

同じカテゴリー(属性)のエントリー

検索

スポンサードリンク

バージョン

リファレンス