type属性

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type属性は要素の種類を指定できる属性です。

script要素

script要素ではtype属性でスクリプトのタイプを指定できます。デフォルトでは”text/javascript”ですがそれ以外のスクリプトを利用する場合は明示的に指定する必要があります。

<script type="text/vbscript">
//スクリプトの内容
</script>

ol要素

ol要素では通常リストの横には1,2,3といった通し番号が表示されますが、type属性により異なる形式に変換できます。たとえばtype属性「a」を指定するとa,b,cといった小文字のアルファベットで通し番号が振られます。

<ol type="a">
	<li>list a</li>
	<li>list b</li>
	<li>list c</li>
</ol>

他にもtype属性「A」と指定するとA,B,Cといった大文字のアルファベット、type属性「i」と指定するとi,ii,iiといった小文字のローマ数字、type属性「I」と指定するとI,II,IIIといった小文字のローマ数字に変換されます。

通常はtype属性ではなくCSSのlist-style-typeプロパティにより指定を行うのが一般的です。

embed要素

embed要素ではtype属性を利用し読み込むコンテンツのMIMEタイプを指定することができます。

<embed type="video/mpeg" src="movie.mpeg">

object要素

object要素ではtype属性を利用し読み込むリソースのMIMEタイプを指定することができます。

<object data="sample.jpg" type="image/jpeg">
代替テキスト
</object>

source要素

source要素ではtype属性を利用して動画や音声ファイルのMIMEタイプとコーデックを指定できます。以下の指定ではMIMEタイプに「video/mp4」、コーデックに「avc1.42E01E, mp4a.40.2」が指定されています。

<source src='video.mp4' type='video/mp4; codecs="avc1.42E01E, mp4a.40.2"gt;

link要素

link要素ではtype属性でリソースのMIMEタイプが指定できます。

<link rel="license" type="text/plain" href="http://xxxx.com/license.txt">

area要素

area要素ではtype属性を指定することでリンク先のMIMEタイプが指定できます。

<object data="http://www.webcreativepark.net/sample/images/2013-12-05%2013.22.31.jpg" width="500" height="500" usemap="#sample"></object>
<map name="sample">
	<area shape="rect" coords="0,0,250,250" href="http://www.webcreativepark.net/sample/" type="text/html">
</map>

input要素

input要素のデータ・タイプを指定できます。

input要素のtype属性に指定できるのは以下の値です。

データ・タイプ
hidden 任意のテキスト
text 改行を含まないテキスト
search 改行を含まないテキスト
tel 改行を含まないテキスト
url 絶対URL
email メールアドレス(複数指定可能)
password 改行を含まないテキスト(重要な情報)
date 日付(年,月,日)
time 時間(時間,分,秒,ミリ秒)
number 数値
range 数値(厳密な値は重要ではない値)
color 色に関する指定(8bitのsRGB)
checkbox 予め定められたリスの中の0個以上の値
radio 列挙された値
file 0個以上のファイル
submit 列挙された値、フォーム送信の機能もある
image 画像の座標、フォーム送信の機能もある
reset
button

指定がない場合はtextの値が採用されます。

button要素

button要素ではtype属性でボタンのデータ・タイプを指定できます。button要素では以下の値をtype属性に指定できます。

データ・タイプ
submit 列挙された値、フォーム送信の機能もある(デフォルト)
reset フォームのリセット機能
button 特定の機能を持たないボタン
menu メニューを表示

menu要素

menu要素ではtype属性に「toolbar」を指定することでツールバーとして、「context」を指定することでコンテキストメニューとしてブラウザが表示することが期待され、type属性が省略された場合はコマンドのリストとして認識されます。

参考URL

4.3.1 The script element type - W3C
4.5.5 The ol elemen type - W3C

登録日 : 2013年08月20日 最終更新日 : 2015年2月8日

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