ロリポップでWordPressを高速化
Web Creative Parkはロリポップというレンタルサーバー上でWordPressを利用して運営されています。
最近、エントリー数の増加とアクセス数の増加により表示速度が大幅に遅くなってきたので、今回はその対応方法についてご紹介しようと思います。
まずは、現状の報告。どれほど遅いかというとアクセスの多い時間帯だと5秒くらいかかります。
WordPressの高速化には様々な方法がありますが、今回はAPCの導入を行ないました。APCとはAlternative PHP Cacheの略でPHPの実行コードをキャッシュする仕組みを利用して高速化が図れます。
まずはPHPのバージョンアップ
APCの導入条件はロリポップではPHP 5.3以上、現在のPHPのバージョンが5.2なのでまずはPHPのバージョンアップからはじめなくてはいけません。
ロリポップの管理画面を開き、サイドメニューの「Webツール」から「PHP設定」を選びます。そうするとドメインごとのサーバー設定画面が開きます。
ここで、PHPのバージョンを「5.3」に変更して変更ボタンを押しましょう。ドメイン毎にPHPのバージョンを設定できるとかイケテますね。ロリポップは。
反映まで5〜10分かかるようですので、ローカルでinfo.phpというファイルを作って以下の内容を記述してサーバーにアップします。
<?php
phpinfo();
アップしたファイルをブラウザで確認すると。
PHPのバージョンが表示されます。様子を見ながらリロードしていると、
はい、バージョンアップしました。簡単です。
APCの導入
続いてAPCを導入します。先程のロリポップの管理画面「PHP設定」の変更ボタンの横にある「設定変更へ」ボタンをクリックします。
APCの設定ができるので「apc.enabled」と「apc.enable_cli」を1にして画面下部の「php.iniを設定する」ボタンを押します。
もう一度、info.phpを確認してみると、
APCの設定が完了出来てるのがわかります。これで約10%ぐらい速くなりました。
登録日 : 2013年01月31日 最終更新日 : 2013年1月31日