fadeTo()
fadeTo()は要素をフェードアニメーションさせるメソッドです。
CSSのopacityプロパティの値を変化させて、要素にフェードアニメーションを行ないます。
第1引数にはミリ秒でアニメーションする速度を数値で指定することができます。数値以外にキーワードによる指定も可能で、”slow”で200ミリ秒、”fast”で400ミリ秒の速度になります。他のキーワードが指定された場合はデフォルトの速度である400ミリ秒でアニメーションします。他のアニメーション系のメソッドと違いfadeTo()では速度は必須の項目です。
第2引数には0から1までの間で、フェードアニメーション後の要素を透過度を指定できます。
$('#book').fadeTo('slow', 0.5);
アニメーションの緩急をイージングで指定することも可能です。
$('#book').fadeTo('slow', 0.5,'linear');
また、アニメーション終了後のコールバック関数を指定することもできます。
$('#book').fadeTo('slow', 0.5,function(){
alert("animation end!");
});
コールバック関数に指定した命令はアニメーション終了後に実行されます。
jQuery 1.0.0での追加/変更fadeTo()はjQuery 1.0で定義されたメソッドです。
jQuery 1.4.3での追加/変更jQuery 1.4.3よりイージングの指定が可能になりました。
参考URL
.fadeTo() | jQuery API Documentation
登録日 : 2013年06月02日 最終更新日 : 2013年6月2日