scale()
transformのscale()では要素を拡大・縮小させることが可能です。
引数が1つの場合はセレクターで指定した要素の高さと幅を拡大させます。指定する値は1が現在のサイズで大きい値を指定することで拡大、小さい値を指定することで縮小します。マイナスの値を指定することで上下左右が反転された形で拡大・縮小されます。
.target{
transform:scale(2);
}
引数が2つの場合はセレクターで指定した要素を最初の引数で指定した比率で拡大・縮小させ、次の引数で指定した比率で幅を拡大・縮小させます。
.target{
transform:scale(2,0.5);
}
scale()が利用できるtransformプロパティは一部のブラウザでは「-webkit-」や「-ms-」といったベンダープレフィックスを利用して実装されているので、ベンダープレフィックスを付けた記述も追加することでより多くのブラウザをサポートできるでしょう。
.target{
-webkit-transform:scale(2,0.5);
-ms-transform:scale(2,0.5);
transform:scale(2,0.5);
}
対応ブラウザ
IE | Chrome 29 | Safari | Firefox 23 | iOS | Android |
---|---|---|---|---|---|
△ 9 ◯ 10〜 |
△ | △ 5.1〜 | ◯ | △ 3.2〜 | △ 2.1〜 |
◯は実装済み、△はベンダープレフィックス付の実装、☓は未実装です。
Google ChoromeとFirefoxは執筆時点での最新バージョンでの実装状況です。
参考URL
15. The Transform Functions - scale - W3C
登録日 : 2013年09月07日 最終更新日 : 2013年9月7日
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