submit()
submit()はformなどが送信処理を行う際に発火するイベントです。
Webサイトではform要素内のsubmitボタン(input要素のtype属性がsubmitの要素やbutton要素、input要素のtype属性がimageの画象)が押された際や、1行テキスト入力フィールド(input要素のtype属性がtext)内でエンターキーを押された際に、form要素のaction属性で指定されたURLにフォームの情報を送信し遷移しようとします。
その際に発火するのがsubmitイベントです。submit()はこのタイミングでフォームのバリデーションなどのコールバック処理を行うことができます。submit()は送信を行うform要素に対して指定を行ないます。
$("form").submit(function(){
//do something
});
たとえば1行入力ボックスの値を確認し、空欄なら送信を中止する場合は以下のように指定します。
$("form").submit(function(){
if($(this).find("input[type=text]").val()==""){
return false;
}
});
このように、コールバック処理内で「return false」を指定することでフォームの送信を中止することができます。
submitイベントを発火時にイベントデータを引き渡すことが可能です。
$("form").submit("ok",function(){
alert(e.data);//ok
});
引数に何も指定しないことで設定しておいたsubmitイベントを発火させる事も可能です。
$("button").click(function(){
$("form").submit();
});
このように指定するとbutton要素をクリックしたタイミングでform要素はフォーム内容の送信を開始し始めます。
jQuery 1.0.0での追加/変更submit()はjQuery 1.0で定義されたメソッドです。
jQuery 1.4.3での追加/変更jQuery 1.4.3よりイベントデータを扱うことが可能になりました。
参考URL
.submit() | jQuery API Documentation
登録日 : 2013年06月19日 最終更新日 : 2013年6月19日
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