rel属性

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rel属性はlink要素a要素area要素で参照するリソースのタイプを指定できる属性です。

すべての要素で以下の値を共通で取ることができます。

alternate 現在のドキュメントの代替リソースを指定します
author 現在のドキュメントの記事の筆者を指定します
help 現在のドキュメントのヘルプを指定します
icon 現在のドキュメントのアイコンを指定します
license 著作権情報を指定したページへのリンクを指定します
next 一つ後の文書へのリンクを指定します
prefetch 先読みするリソースを指定します
prev 一つ前の文書へのリンクを指定します
search 親ページや関連ページのURLを指定します

a要素・area要素

a要素やarea要素では以下の値も指定できます。

bookmark パーマリンク
nofollow 重要でないリンク
noreferrer リファラを送信しないリンク
tag タグのページのURL
<object data="http://www.webcreativepark.net/sample/images/2013-12-05%2013.22.31.jpg" width="500" height="500" usemap="#sample"></object>
<map name="sample">
<area shape="rect" coords="0,0,250,250" href="http://www.webcreativepark.net/sample/" rel="bookmark">
</map>
<a href="/html/tag/interactive-contents/" rel="tag">インタラクティブコンテンツ</a>

link要素

link要素では以下の値も指定できます。

stylesheet 読み込むスタイルシートを指定します
<link rel="stylesheet" href="../style.css">

また、HTML5では定義されていませんが以下のようなrel属性がlink要素で利用されます。

IEなどを考慮していfavicon(ファビコン)を指定する場合はrel=”icon”ではなく以下のrel=”shortcut icon”を利用します。favicon画象には.ico形式のファイルを指定します。

shortcut icon faviconの画象URL

GoogleによりSEOの観点から以下のrel属性の値の利用が推奨されています。

canonical 類似したページの中で優先されるページを指定する
publisher 著作権をもつ団体のGoogle+ページのURL

また、Googleはrel=”author”に著作権者のGoogle+のアカウントページを指定することも推奨しています。

iPhoneやAndroidなどのスマートフォンでは独自の仕様として以下のrel属性でスマートフォンのホームページに登録できるウェブクリップアイコンのURLを指定できます。(Android端末は端末により対応状況が異なります。)

apple-touch-icon 指定されて画象に角丸と光沢を加えて利用する
apple-touch-icon-precomposed 指定されて画象そのままウェブクリップアイコンとして利用する

登録日 : 2014年03月20日 最終更新日 : 2014年3月20日

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